乙女の家

片流れ屋根の終の棲家

閑静な住宅地の路地を抜け、その外れまで進むと突然視界が広がります。立ち木の木漏れ日が清々しく迎えてくれる緑豊かな広々とした公園です。
その木々に包まれるように建つのが乙女の家です。

ここは元々、役所にお勤めのご夫婦が趣味で作っていた家庭菜園でした。お二人の退職を機に永年暮らした家を離れ 緑に囲まれたこの地に終の棲家を造ることにされました。
お二人の家造りのイメージは、自然素材の家 省エネの家。年寄好みじゃないデザインでした。

まず設計にあたり、隣に広がる公園の緑を家の中から借景としてどう取り込むか現場で検討しました。
山や森の借景と違い公園のそれは同時に人の目線を避ける工夫も必要となり、建物の間取り・窓の位置・大きさ・高さ等は入念な現地打合せを重ねて決めることとなりました。

外観は木々の緑に映えるグレーのガルバリウム鋼板で統一、片流れの大屋根でシンプルな形をデザインし、定年後もアクティブで若々しいご夫婦のお好みの家になりました。


お問い合わせ・お見積り24時間対応! 0120-487-046